《 私のクオリティ・オブ・ライフ 》 その1 

ぎんのいずみ創立10周年おめでとうございます。

子ども園創立の時期は、偶然にも私の母業が始まる年と同じスタートだったのですね。私にとっては昨日の事のような、宝のような日々。

ぎんのいずみに出会えたのはもう今から8年前、上の娘が当時2歳で下に妹が生まれ、毎日てんやわんやしていた頃でした。思いどおりにならない毎日にイライラし、どうしたらいいのか一人悶々としていたのを思い出します。

今のようにネットも盛んではなくて情報も少なく、身近な土地で子ども園に出会えたとき、闇にさす一筋の光のように感じたほど、運命めいたものを感じました。
でも当時のぎんのいずみはちょっと変わった所だと当時のママ友たちの間では言われていたし、なぜか私も仲良しのママと二人で秘密にして通っていたのは、何だかおかしな思い出です。

b0182584_1239870.jpg部屋に入るたびに心が新しく入れ替わるような気持ちにさせてくれるアロマオイルの香り。道端に咲いているようなさりげない花を生けてあるテーブル。子ども園に行くたびに、我家もこんな風にしたいけど、精神面での実践や環境をこんなにきちんと整えるのは現実には難しいと感じる時期もあり、我家の雑然さとのジレンマで苦しくなったりしたこともありました。

上の娘を他の幼稚園に預けながら下の娘と親子クラスに週一回通うような宙ぶらりんな私をひさのさんが受け入れてくださって、ひさのさんの佇まいや自然との関わりを間近で見て聞いて学べたこの時期は子どもだけでなく私にとって本当に宝物です。
子ども園なみに整えるのは難しいけれど、少しでもそれに近い形で自分に無理なく私流で出来そうな事はやってみようというのが、私の選んだ方法でした。

* * * * *

ひさのさんに教えていただいた事は山のようにあるけれど、その中で特に感じたのはクオリティオブライフ(生活の質)を向上させること。
身近な自然をいとおしみ、季節を感じ暮らしに取り入れること。親子クラスにいた当時経験した事は今でも我家にちゃんと受け継がれています。

春を最初に感じるのはホトケノザが咲いているのを見るときだったり、子どもと一緒に梅シロップを作ったり、風に揺れる風船カズラを育てるのも毎年の楽しみです。遠くに行かなくても身の回りの自然と戯れるのを子ども以上に親も愉しむ事。子どものそばで小さな庭の野菜や花の世話をしたりちょっとした大工仕事をすること。手仕事をしながら子どもの宿題を見守ること。

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             芽を出した、今年の4月の入園式の時に蒔いた風船カズラ




b0182584_1241269.jpg 当時たくさん口ずさんだわらべうたもいまだに活躍中。「♪ あしあしあひる」は下の娘は今も大好きだし、それを見てもうすぐ10歳になる上の娘までもいまだにやってやってとせがんできます。ぎんのいずみでの経験が普通の毎日のちょっとした心がけになり、我家の根っこになりました。



           『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』(のら書店)より  




早いもので我家の娘たちもこれからだんだん難しい時期に差し掛かります。ひさのさんから学ぶ事はまだまだたくさんありそうです。

これからのひさのさんとぎんのいずみと我家の10年をたのしみにしています。
  
                             
                           
                           M・H (父母OG、園の事務お手伝い)
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by nijiiro-no-tane | 2010-11-23 09:30 | 冊子 にじいろ | Comments(0)
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